興聖寺

1236年 道元禅師創建

 

曹洞宗

 

本尊:釈迦如来

 

 もとは、伏見の深草に建立されたが、途中で廃絶。1649年、淀城主・長い尚政により現在の地に再建される。
 本堂は、伏見城の遺構と伝えられる。立派なお堂。
 また、この地は宇治の七名園のひとつ、朝日茶園のあった場所(現在、茶園はなくなっている)。
表門から山門へ続く坂道は「琴坂」と呼ばれており、紅葉の名所としても有名。私が訪れた時は、若干早かったようで、ちょっと微妙な色合いだった。
 この琴坂の突き当たりにある山門が中国風な感じで、かわいい。
 お堂内部は事前申し込みで入れるようだ。今回は前日に急遽決めたため、境内散策のみ。
 禅寺ということで、修行中の雲水さんがいろいろお掃除などをされていた。
 お庭もこぢんまりながらきちんと手入れされていて、趣がある。