法観寺(八坂の塔)

飛鳥時代  聖徳太子創建
1404年 足利義政再建
 
臨済宗建仁寺派
 
本尊 五智如来
 (大日如来、釈迦如来、阿しゅく如来、宝生如来、阿弥陀如来)
 
 東山一帯のシンボルタワー的存在の五重塔。「ザ・京都」の定番の景色となっていると思われる。テレビとかで、京都のイメージ映像などは、この塔が使われることが多い気がする。

 現在は、小ぢんまりとした境内に、五重塔と少しの建物を残すだけとなってしまった。
 塔の中心部には、創建当時の飛鳥時代の礎石がそのまま残っている。
 珍しくもこの塔、なんと二階まで登ることができる。一階には五智如来が安置されている。内部はとても狭く、かなり急で狭い階段を上れば少し広いスペースにたどり着く。窓が四方についており、西側から見下ろすと、上ってきた町並みが見える。この階段、下りるのがかなり怖い。ヒールのある靴を履いていたため、ちょっとどきどきだった(汗)。